こんにちは、江東区清澄白河のキャリアパスです。
先日の授業で、ある生徒が、
「将来の夢は、校長先生になりたい!」
と言っていました。
「どうして?」
と聞いたら、
「周りから学校の先生に向いていると言われたから。」
とのことでした。
その生徒は、全国大会で優勝するほどスポーツが得意です。
そして、その子の周りには、よく年下の生徒達が集まります。
勉強は、キャリアパスでしごかれています。。。
最近、将来の夢や目標について考えるきっかけとなる本に出会いました。
生徒達にぜひ読んでもらいたいです。
- NASAより宇宙に近い町工場/ディスカヴァー・トゥエンティワン
- ¥1,404
- Amazon.co.jp
北海道の町工場の社長さんの本です。
「宇宙開発」と聞くと、何千億という資金がかかり、国の支援が必要で、危険で・・・と思いますが、
その社長さんは、宇宙開発の夢をもち、周りから「無理」と言われても、工夫に工夫を重ね(ロケットを作るための材料をホームセンターで手に入る)、安全で、環境にやさしい宇宙開発を、低コスト(廃材で作った人工衛星が20万!)で進めています。
その社長さんの合言葉は、
「だったら、こうしてみたら」
だそうです。
「どうせ無理」
「全部分からない」
そんな言葉で、やってみること、考えてみることをやめてしまうことがあります。
でも、本当は、何か新しいことを見たり、知ったり、やってみたりすると楽しいし、できるようになるとうれしいし、自分が成長するのは大好きなはずです。
生徒一人ひとりを見ていると、それぞれが他の子にはない特徴に気付くことがあります。
とにかく年下に慕われる子
パソコンが大好きで時間を忘れてプログラミングに没頭する子
手先が器用な子
ものすごく細かい絵を書く子
他の人にはないその生徒の「得意なこと」「輝いているところ」を伝えています。
いつかその子が将来について考えるとき、参考にしてほしいなと思います。